「屋形舟今昔」トップページへ
>「屋形舟今昔」トップページへ

このページは「屋形舟今昔」のトップページのコーナー『つれづれ』のバックナンバーをまとめています。

2011年二月のつれづれ

光りが見えますように

咲いた白梅先週金曜日、東日本大震災に見舞われ、強烈な地震と津波に、ただただ声も無く、自然の力に、圧倒されるばかりでした。

当日の午後6時過ぎから、隅田川、神田川にも潮位の変化が見え始め、明らかに津波が押し寄せてきました。

第一波よりも、第二波、第三波と強くなり、強風が吹くような音がして、木がパシッと折れるような音。最初は何の音か、分からなかったのですが、潮が、いちどきにザーと流れる音も、恐怖を感じるほどの音でした。

浅草橋から見れば、神田川を引いていく潮と、隅田川を溯る潮が、ぶつかり合い、第八小松丸より白波が高く舞い散り驚いたと聞きました。

何とかひどい被害は免れましたが、津波の怖さを初めて知りました。

繰り返し流れるニュース映像に、無力感を感じずにはいられません。

先にも心配していました白梅が咲き始めましたので、少しでも明るい話題と思い載せてみました。

いつもより、蕾もか弱く、数も少ないですが、花を咲かせてくれました。

長く続く余震、厳しい寒さ、原発への不安、津波の恐怖。本当に苦しいと思います。

被災された方々に

心よりお見舞い申し上げます。

2011年3月18日
純

▲頁上へ
文章・画像等の無断転載を禁じます。2002-2012 © All Rights Reserved by Funayado Komatuya