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このページは「屋形舟今昔」のトップページのコーナー『つれづれ』のバックナンバーをまとめています。

2006年十一月のつれづれ

ふっこ、それとも、すずき?

釣れたゾー!満面の笑顔神田川に浮かぶ屋形舟からや、小松屋の桟橋から釣り上げた魚をご紹介します。

出世魚である鱸(すずき)です。
この魚はご存知の方も多いと思いますが、成長するに従って名前が変わっていきます。

せいご 1年魚 体長25cm前後
ふっこ 2,3年魚 体長50cm前後
すずき 成魚 体長60cm前後

東京では、大体この3つの名前で呼びますが

5cm前後の幼魚を「こっぱ」と呼んだり、1m以上の大物をその名の通り、「おおたろう」と呼んだりする地方もあるようです。

鱸(すずき)の名前の由来は、まるで、すすぎ洗いをしたように、きれいな白身をしていることからついたそうです。

出船前の仕度を終えた後のひとときや、帰ってきて後片付けを済ませてから、時々、船頭さんたちが釣りを楽しんでいるのです。このときは、よく言う「入れ食い」状態。5、60cm級の引きの強い大物が、次から次へと釣れました。

釣った本人は、「ふっこ」と言うのですが、大きさからすると、鱸と呼んでもいいのではないか?とも思われ…

それにしても、この満面の笑み。「ふっこ」でも「鱸」でも、どちらでもいいのでしょうね。
「神田川釣り便り」?をお届けしました。

2006年11月21日

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