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このページは「屋形舟今昔」のトップページのコーナー『つれづれ』のバックナンバーをまとめています。

2006年九月のつれづれ

ふれ太鼓が響いて…

ふれ太鼓大相撲本場所九月場所も、朝青龍の優勝で幕を閉じました。

そんな今頃になって…… では、ありますがふれ太鼓の写真をお届けします。

国技館は、両国橋を渡れば、ほんの少しの正にお膝元になります。蔵前時代もすぐ近くでしたし、相撲部屋も多く、昔から大相撲とは、縁が深かったのです。

一番、印象深かったのは、大横綱の大鵬関と柏戸関。
幼い頃とはいえ、「巨人、大鵬、玉子焼き」と言われた時代のライバル同士が、小松屋の屋形舟に乗ったときです。
色白の優しい顔の温和な雰囲気の大鵬さん。どちらかというと敵役の、でも笑顔が素敵だった柏戸さん。雑誌の取材だったのでしょうか、お二人の写真が手元にあります。
大きな体と優しい笑顔は、今でも覚えています

ふれ太鼓の切れのいい響き。
きりっとした佇まいの呼出しさんの朗々たる口上。
街にふれ太鼓が鳴り響くと、「あぁ、もうそんな季節なんだな。」と思います。
写真では分かりませんが、呼出しさんの羽織の背には、それぞれ琴欧州関、白鵬関、豪風関のしこ名が大きく書いてありました。

2006年9月26日


緊急出動?いえ、訓練です

防災訓練に参加夏の忙しさに追われてあっという間に9月を迎えてしまいました。

つれづれもなかなか更新できずに、気があせるばかり。週に一度の更新を心がけていたはずが…

さて、 今回の写真、少しばかり緊迫感のあるいつもとは違う雰囲気を醸しだしていると思われませんか?

9月3日、東京湾を震源とする大地震を想定しての中央区総合防災訓練が行われました。

隅田川沿いの防災桟橋を2箇所利用して、屋形船での救援物資の搬送、負傷者の救助などの訓練も行われました。

手前の自衛隊員の間に、担架に寝かされた人間のダミーを置き、小松屋の屋形船到着を待っている様子を撮影してみました。

はじめての試みですが、災害時に、どのような事ができるのか、具体的に分かっただけでも大変有意義な訓練だったと思います。

災害救助と言えば、私が幼い頃、羽田空港での飛行機事故時、救助・捜索のため、船が出ていき、戻ってくるまで、不安で堪らなかった事があり、今でも覚えています。

昔から、何かあると出船し協力していたようです。
とは言うものの、大災害・事故がないことが、もちろん一番いいのです。祈るばかりです。

今回の防災訓練は「屋形舟今昔」にも詳しく書きますので、しばらくお待ちください。

2006年9月6日

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