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2009年六月のつれづれ

薄紫色が映えています

薄紫が映えています関東地方が梅雨入りしてから、しばらくの間、夜になると激しい雷雨が続きました。風が突然冷たくなり、これは一雨くると気にしていると、遠雷が聞こえ始め、あっという間に、豪雨と雷にまるで、閉じ込められてしまうようです。
気温も下がり冷え込む時は、長袖の上着を探してしまいます。

小松屋の店先に咲く花々が、今年も異変を起こしている様子で、気がかりでもあります。
桜が散る頃から、いつも咲き誇っていた木瓜の花が、3月下旬から咲き始め、楓は、半分若葉が茂り、残りは葉がでてきません。毎年楽しみな紫陽花は、今年は花の蕾がでてきません。

身近な植物、言い換えれば自然が、変調をおこしているようで、何かを少しづつでも変えていかなければ、どうしようもないところまで追い込まれているような気がしてなりません。
草木も疲れて「今年は、お休みします」だったら、いいのですが…

そんなやきもきする中、桔梗は次々と、美しい薄紫の蕾から、ふっくりと花が咲いていき、心和ませてくれます。
たった一株ですが、この薄紫の色が好まれるようで、ご近所の方にも「きれいですね!」と声を掛けられ、嬉しくて、ついつい見惚れてしまうこの頃です。

2009年6月20日
純

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