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このページは「屋形舟今昔」のトップページのコーナー『つれづれ』のバックナンバーをまとめています。

2004年1月のつれづれ

両国橋の欄干(車道側)


昨年も紹介しました両国橋ですが、まだまだ見ていただきたい箇所がいっぱいあります。欄干のグレーと道路の色とが同色のためとても分かりにくいのが残念ですが、中央の画は何でしょう?

答えは、両国国技館と幟(のぼり)です。
とても特色のある国技館の屋根と、本場所中には必ずはためいている幟なんて、なかなかお洒落なデザインですよね。
一時期、国技館は蔵前にありました。すぐ近くには、たしか隅田川温泉があり、幼い頃よく連れていかれたものです。真っ黒な温泉で少しぬるっとして、白いタオルをお湯につけるとすぐ茶色に染まり困ったものでした。

国技館には、なんと小学校の課外授業でお相撲を見に行きました。午後の早い時間に、上のほうから土俵をのぞいたような覚えが。
随分と高くて怖かったことを覚えています。

2004年1月31日


操舵室

第八小松丸の操舵室です。 中央が舵輪、その下にエンジン及び発電機などの各種計器盤、右側にスロットルレバー、無線機、インターフォンなどもついています。

ほとんど車と変わりませんが、ひとつだけ決定的に違うことは、船にはブレーキがついていないことです。もちろん急ブレーキなど踏めません。
「ここで止めて」と急に言われても、無理ですので、撮影などで使う時は、事前によく説明しないとなかなか理解できないようです。

この写真では分かりませんが、操舵室の右側 には配電盤・切り替えスイッチなどもぎっしり並んでいます。
限られたなかでも、船は機能的に作られていることがお分かりになると思います。

ちなみにここに立って運転していますので、陸から見ると胸から上だけ屋形の上にちょこんと見えています。

2004年1月26日


雪の降るころ

2,3日前のことですが、今年はじめて小松屋の前の水溜まりが凍っていました。ついつい片足をのせてしまいましたが、やはりつるっと転びそうになりあわててしまいました。

昨日は朝から小雪がちらつく、寒い一日。実は雪の降りしきる柳橋を撮ろうと思っていたのですが、カメラを持って外に飛び出しては、なぜか止んでしまう気まぐれなお天気でした。昨夜遅く、かなり降っていたので積もるかと心配しましたが、この様子なら大丈夫そうですね。

船に雪が積もると雪かきに大忙しになります。東京でも、年1,2回はありますので雪かきスコップは必需品なのです。慣れていないだけに大仕事です。屋形舟の屋根の上の雪かきは滑り落ちそうで、見ているだけでも冷や汗が・・・。

2004年1月18日


水神祭


毎年、お正月に豊漁と安全を祈願するため、東京内湾の漁業協同組合が集まりお払いを受けます。


今年は小松屋が当番でしたので、第八小松丸に竹を四隅に立て縄を張り依代をつけ、みよし(船首)に大漁旗と組合旗をひるがえして川を進んでいく写真です。
京浜運河なぎさ公園付近の水域に内湾各支部の船が一堂に会しますので、その風景は壮観です。漁船や釣り船、屋形船など、いろいろな船が大漁旗を掲げて神主さんよりおはらいを受けるのです。
とは書くものの、実は留守番役なので話にきくばかり。一度は見てみたい年初めの大事な行事なのです。

2004年1月9日


明けましておめでとうございます


平成16年迎えての初めてのつれづれです。

今年も身近に起こった出来事や、川や舟、柳橋にまつわる事などをこつこつと書いていこうと思っております。

なかなか気づきにくいちょっとした事など、つたない文章と写真ですが失敗を恐れずに載せていきますので今年もぜひ見にきてくださいね。

少しでも季節の息吹きをお届けできますようにこころのアンテナをしっかり張っていくつもりです。どうぞよろしくお願いいたします。

皆様にとってすばらしい年でありますように 心よりお祈り申し上げます。

2004年1月1日

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