「屋形舟今昔」トップページへ
>「屋形舟今昔」トップページへ

このページは「屋形舟今昔」のトップページのコーナー『つれづれ』のバックナンバーをまとめています。

2009年七月のつれづれ

今年のつりしのぶは…

復活したつりしのぶ昨年の夏から、小松屋の軒先に吊って楽しませてくれていたつりしのぶ。
お店の人の言うとおりに、冬の寒い時期は新聞紙に包み、冷暗所に保管していました。

6月下旬、恐るおそる包みを開き、水にしばらく浸し、その後もたっぷり水をあげていると、写真のように、次々と瑞々しいしのぶが伸びてきました。

帆掛け舟が風に揺られて、風鈴の音も涼しげに…と、なる予定?でしたが、ある日突風に翻弄されて、風鈴の音を鳴らす短冊が飛んでしまい慌てて捜しました。
何とか見つけ、元通りに繋げてみましたが、微妙に位置がずれてしまい、ごくまれにしか鳴らなくなってしまったのです。

直している内に分かったのですが、小さな風鈴とはいえ、色々な工夫が凝らされている事に驚きました。細かいそれぞれ、糸ひとつとっても、太さが合わないため、直すには難しい。
金魚か朝顔の風鈴が、また涼しげに鳴り出すでしょう。
もう一度、工夫に挑戦してみてからですけど。さて、どうなることやら。

2009年7月31日
純

▲頁上へ
文章・画像等の無断転載を禁じます。2002-2012 © All Rights Reserved by Funayado Komatuya