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2011年二月のつれづれ

折れていた白梅

折れていた白梅毎年、白梅の写真を、清々しい香りも届けとばかりに撮影してきました。

先月末、その白梅の枝が、数本折れている事を指摘され、よくよく見てみれば、太めの枝2本、細い枝少しが、ぽっきりと折れていました。

今まで何回も樹木が折られたことはありました。

店のすぐ脇に立つ電信柱での、作業によるもの、撮影のためなど、数々あります。

電信柱の作業は、電気、電話、ケーブルテレビ、PC回線などの様々な種類の工事があり、その時々の作業によっては、切り離したケーブル、線などが、地面、植木に落ちっぱなし。

植木の場所を変えたら、元に戻さないなどと、驚くようなことも多く、見かけたら必ず声を掛けていました。

良心的?な作業者は、始める前にきちんと文書を渡し、当日、始める前と終了後には、不首尾がないか確認を求めてきます。

問題なのは、いきなり来て、知らないうちに済ませていなくなる工事関係者です。

そういう場合の後始末の悪さには辟易するばかり。どんどん需要が増えるため、すごい勢いでやって、さっと消えてしまいます。

また、柳橋はテレビドラマ、映画の撮影にも、よく使われます。

日中ならば、すぐに分かりますが、夜中や未明に撮影があれば、撮影自体に気付かぬことも多く、これも悩みの種でもあります。

チーフに言われれば、周りの状況を鑑みず、ただひたすらに、言われたとおりに進めるため、植木を折ろうが、鉢が欠けようがお構いなし。

とんでもない所まで、照明、音声、カメラ、それぞれの係りが入り込みます。

何か不始末をおこしても、黙っているから始末が悪いことこの上無いのです。

留守にしていると何が起こるのか、本当に分からない状況です。

今回は、もちろん誰がどうしてこうなったのか、知り得ませんが、残念でたまりません。

折れた枝には、たくさんの蕾がついていました。

白梅は咲くのでしょうか?

2011年2月7日
純

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