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このページは「屋形舟今昔」のトップページのコーナー『つれづれ』のバックナンバーをまとめています。

2011年十一月のつれづれ

東京の名水?

東京の名水?写真のペットボトルを眼にした時、東京の名水が売られていることと思い、楽しみでした。

奥多摩の山々を登れば、山道の脇から樋を引いて飲めるようになっています。

暑い盛りでも冷たくて、ゴクゴクといくらでも飲めてしまう美味しい水があります。

地域によっては、「水源の森として、大事に育てましょう」と看板もあちらこちらに立ててありますので、てっきり奥多摩の湧き水と思っていました。

どの辺りで採った水かとラベルを見てアレレ?

採水地   三園浄水場(東京都板橋区)

販売者   東京都水道局 

要は、水道水でした。

普通の水と言いますか…

ご存知の方も多いでしょうが、初めて飲みましたので、東京の名水をお届けしました。

ちなみに自動販売機に置いているのは、未だに見たことはありません。

2011年11月30日
純


柳橋最後の料亭

いな垣さんのもみじ昔懐かしい柳橋の料亭街の最後まで残っていた名料亭、「いな垣」さんの庭に聳えるもみじの大木です。

昨日、「いな垣」さんの内部を見学できると知り早速行ってきました。

「土足のままでお上がりください」と案内され、ぎょっとして確かめてみれば、解体工事が始まる前に一日だけ、内部を見られるとの説明です。

料亭を閉められてから長い時が経っていましたので、とうとうその日がきてしまったのかと思うばかりです。土足でと言われても、その一歩が中々踏み出せないものですね。

幼い頃の、柳橋が隆盛を極めていた一時代、昭和もすっかり遠くなったということなのでしょう。街もどんどん変わっていきます。

庭に立てば、小さな社や、大小さまざまな石灯籠があり、木々が空を隠すほど茂っていました。

もみじの大木が何本も植えてあり、紅葉を待つばかりなのが寂しく思われ訊ねてみれば、植え替えできる樹は、なるべく残すようにするとのことですが、全ての木々が残せるものではないとの事に胸が痛くなりました。

小さめの樹でしたら引き取れるかもしれないと話して帰ってきました。

来週の月曜日には工事が始まるそうです。

今年の紅葉には間に合わなっかた青々としたもみじをお届けしました。

2011年11月14日
純


木の実が…

植物をついばむ山鳩小松屋の軒先には、限られた場所ですが、植え替えたり種や苗木から育てた植木が、花や実を結んでいます。

その大部分は、当然ですが種類等が分かっています。

とは言え、鳥がよく遊びに来るので、いつの間にか知らない内に草木が生えることも、よくあり何の草木なのか分からないままに、とても大きくなって驚く事も多いのです。

写真は、万両のような実の付き方をするのですが、名も知らない黒い木の実に、山鳩が夢中になって食べている様子です。

昼食後に戻ってみれば、5羽も群がり競ってついばんでいるので、邪魔になるかとしばらくの間店にも入れませんでした。

公園にいる鳩より小さめで警戒心が強く、少し近づいても逃げようとするので、つい遠慮?してしまいました。

「万両」「千両」は紅く、雀の大好物。「小紫」は美しい紫色でグミのようで美味しそうですが、鳥は食べないようです。

黒い実は初めてでしたが、鳥も来ないものと勝手に思っていたので、群がっているのにはびっくりしました。

その日も何度か来て、今は、葉も実もすっかり食べつくしてしまい、とうとう草の名も分からないままになってしまいました。

また来年も実を結ぶのでしょうか?

2011年11月2日
純

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