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このページでは舟宿にまつわるいろんなお話、屋形舟の歴史をご紹介しております。
不定期ではございますが少しづつ更新して参りますので、お楽しみください。ぜひご意見・ご感想などお寄せください。

鳥越神社 水上祭=2009=

7月は夏祭りの季節。各地で神事や祭りが執り行われますが、まずは毎年7月1日に行われる鳥越神社の水上祭の模様です。

この日は梅雨の時期でもあり、毎年こうして撮影していますが、いつも曇りの日が多く、あるいは小雨まじりのお天気なのです。そして2009年の7月1日もどんよりの曇り。しかも朝方は小雨が降っていました。

御座舟(ござぶね)を先頭に鳥越神社の氏子さん達がゆかた姿で乗り込んだ30艘もの屋形舟が隅田川をくだります。屋形舟が船列をくんで川を下る様子をみることはこの日以外にはありません。

このたびは中央大橋の付近のテラスで船団を待ちかまえての撮影です。
出発予定時間は10時。船が近づくとピーヒャラ、ピーヒャラとお囃子が聞こえてきます。

すると、たまたま定期船「ヒミコ」とすれ違うシーンを撮影できました。
まさに現代において過去と未来がクロスオーバーする!といったところでしょうか

これは動画で撮影しましたのでご覧ください。

ヒミコと先頭の御座舟(ござぶね)が通り過ぎたあと、氏子さん達が乗った屋形舟が何艘もつづきます。

毎年この様子をみていますが、なかなか雄壮ですね。

この後ろの方から第八小松丸がやってきました。

そして小松丸は舟列とともに東京港に向かって下ってゆきました。

今回は東京港で神事を行う様子をなんとか撮影したいと思い、撮影ポイントを探しにお台場にいってみました。

すると、撮影ポイントを探している途中、お台場から屋形舟の一番最後列と思われるところを見かけました。
もしかしたら、今回は、今話題のスポット「潮風公園」のガンダムを見ながら進んだのでしょうか?

さて、残念ながら東京港の周りから神事の様子を撮影することはできませんでしたが、あきらめて帰ろうかと思ったそのとき!

遠くに船影らしきものが!…これを撮影して帰りました。

じつはこのとき肉眼では船団に見えたのですが、あとでよく見てみると屋形舟では船ではありませんでした。

な〜んだとあきらめかけたそのとき!なんと第八小松丸の船影らしきものが!

デジカメのデータをうーんと拡大すると!ご覧のように第八小松丸を写真にとらえることに成功しました!!(そんなに大騒ぎすることか…?)

ちょうど引き上げる頃合いだったのですね。撮影スポットを探してお台場をうろうろしたかいがありました。

しかしながら撮影が終わって帰ってみると顔が真っ赤。そうです、日焼けしていたんです!曇りの日もUVケアは大事だ〜と思った今年の水上祭でした。

このあと、7月14日に梅雨明けが発表されるのですが、今年はどんな夏になるのでしょうか?冷夏になるとか、猛暑になるとか、いろいろといわれていますが、個人的には穏やかな、涼しい夏を望んでいるのですが。。。

2009年7月22日

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